5月11日開催「大阪クリーンアップキャンペーン」実施報告

5月11日(日)に開催されましたゴミ拾いの結果報告をさせて頂きます。

当日は曇り時々晴れといった、屋外でのゴミ拾いには持ってこいの天候の中、 予定通り淀川河川公園内の城北ワンドでクリーンアップオフを開催致しました。
参加人数は、定刻に集合頂いた方は18名であり、私の挨拶及び「北浦のルールとマナーを守る会」の会長である谷津祥一の挨拶で幕を開けました (移動後、2名追加。尚、雑誌社記者2名を含む)。
挨拶終了後、参加者にゴミを収集する袋(可燃物・不燃物用に区別)をお渡しし、 また軍手・ゴミを挟むハサミをお忘れになった方には運営側で準備した備品を提供しました。

その後実際に今回の清掃エリアであるテトラポッドに移動し、各自で約1時間半ゴミを拾って頂きました。 テトラポッドの下(深さ約50cm)にあるゴミを拾うという、特殊な状況下での作業であった為、膝をつき、また時にはうつぶせになりながらの作業でした。 参加者の方には辛い姿勢でのゴミ拾いとなり、恐縮でしたが、誰一人として不平を言われる方はなく、むしろ皆さん楽しそうにゴミを拾って頂いた姿が非常に印象的でした。 なぜこのようにゴミが出るのか、そういった話しを参加者同士でしながらの作業は、ゴミ拾いの参加者全員に釣り場の環境を考える機会を与えてくれました。

特に今回のゴミ拾いで嬉しかったことは、我々の作業を見て途中飛び入り参加くださった方がいたという事実です。 釣りに来たのに、我々のクリーンアップ受付けを見、飛び入り参加してくれた地元高校生4名、釣りをしていたのに、ゴミ拾いを手伝ってくれた親子連れ3名、また我々の作業風景を見て、 自分の手持ちのコンビニ袋で周囲のゴミを集めてくれた、へら師の方1名。 このように何の告知も見ずに、自分の判断で我々のゴミ拾いに参加して頂いた方々の姿を見ることにより、運営側・参加者一同、釣り人の良心というものを感じさせられました。

回収したゴミの種類は多種多様に渡っていますが、一番多かったのはジュースの空缶でした。 またコンビニの弁当の空き容器や袋が多かったのは、城北公園前にあるコンビニエンス・ストアで購入されたこれらの飲食物が、釣り人によってゴミに変えられた事実を物語っております。 釣り用品のゴミも目立ちました。 落ちているルアーのパッケージを見ると、釣り場で初めてパッケージを開く人がいることに対し理解に苦しみます。 捨てラインも各種素材・太さ共に豊富にあり、ラインを拾うとゴミが絡まって上がってくるという状況でした。 これは釣り場及び各個人の力量に合わせた適切なラインの使用がなされていないことによって、根がかったラインを手元で切る事が多い事が原因かもしれません。 話しは逸れますが、城北ワンドに足の指が無いハトが多く生息していることは、ここを訪れる人なら誰もが気づいている事実です。 実際私も足にライン屑が巻き付いたハトを目撃しておりますから、間違いなくこのような釣り人の捨てたラインによる二次災害だと思っております。 正しい釣りの知識を身につけることは、このように自然に対しても正しい事につながるのではないでしょうか。

約1時間半後、回収したゴミを最終集積地に参加者全員で移動させましたが、回収したゴミの多さを改めて自分の痛む体で知る事になりました。 最終的にはゴミ拾いオフ実施の翌日(5月12日)に、この淀川河川公園を管理されている河川環境管理財団にゴミの回収をお願いしました。 個人名でゴミの回収をお願いしたところ、城北ワンド内のゴミ問題には以前から頭を痛めており、ボランティアの清掃作業に感謝するとの暖かいコメントを頂いております。 この場をお借りして、お礼申し上げます。
作業終了後、集めたゴミの山を前に参加者全員で記念撮影を行いましたが、何かを自分達の力で成し遂げた、そんな自信にあふれた良い顔を皆さんされていました。

今回私達が清掃したエリアはごく一部の最もゴミの量が多い場所だけであり、まだゴミはワンド全体に散らばっています。 運営もスムースに行かなかった点がありますが、今後も継続して釣り人による釣り場環境の改善を実行していこうと思っております。 最終的には飛び入り参加も含めて27名の方のご協力を得ることができましたが、ここに訪れるバサーの数から見ればほんの僅かに過ぎません。 また今回は「北浦のルールとマナーを守る会」の全面的バックアップを人的にも物的にも受ける事によって、無事開催することができました。 今後は地元関西の釣り人を中心とした継続活動、及び「北浦のルールとマナーを守る会」との連携によるの全国のフィールドへの展開も検討しております。